「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年8月2日(土)

きょうから原水爆禁止世界大会

被爆70年を前に展望示す

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 原水爆禁止2014年世界大会が、2日から9日まで、被爆地の広島、長崎両市で開かれます。来年の被爆70年を前に、国連・各国政府代表、世界の反核平和運動の代表、日本の草の根運動の代表が、核兵器廃絶をめざす世論と運動づくりについて議論し、展望を語り合います。

 国連を代表してアンゲラ・ケイン軍縮問題担当上級代表が6日の世界大会・広島閉会総会に参加して演説し、潘基文(パンギムン)事務総長のメッセージを読み上げます。

 国際政治で核兵器全面禁止を主導するオーストリア大使とインドネシアの国連大使、マーシャル諸島の外相が初参加し、スピーチする予定です。

 核不拡散条約(NPT)再検討会議を来年4月に控え、核兵器廃絶のための手順や方法を定めた核兵器禁止条約の交渉を開始できるかが国際政治で焦点となっています。再検討会議に向けて、条約の交渉開始を迫る世論と運動をさらに高めることが急がれています。

 唯一の被爆国である日本政府の役割も重要です。アメリカの「核の傘」に依存し核兵器廃絶に背を向ける日本政府の姿勢を変えさせることが求められています。安倍政権が集団的自衛権の行使を容認し「海外で戦争する国」づくりをすすめるなかで、ことしの世界大会は、これらに反対する国民的な運動と連帯する大会となります。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって