2014年8月6日(水)
米国要求のむTPP反対
市民団体が渋谷で行動
|
市民団体でつくる「STOP!! TPP官邸前アクション」実行委員会は5日、東京・渋谷駅ハチ公前で宣伝行動に取り組みました。参加者は路上演劇、盆踊りなどを交えながら「国民生活を壊すTPP(環太平洋連携協定)反対」と訴えました。
参加者が次々にマイクを握り、スピーチしました。
国公労連の千葉満中央執行委員は「TPPで利益を得るのは一握りの大企業だけ。国民生活を守る責任をもつ立場から、TPPには反対していく」と語りました。
全農協労連の舘野豊書記長は「安倍政権による農協解体の方針もTPPと根は一緒だ。地域の暮らしを守るために、TPP反対の旗を掲げてたたかいぬく」と訴えました。
日本共産党の紙智子参院議員が参加し、交渉の実情などを報告。「TPPが妥結するとすれば、農産物などの関税の撤廃や非関税障壁の撤廃などアメリカの要求を受け入れたときだ」と指摘し、「みなさんと最後までともに頑張りぬきます」と表明しました。
同アクションは、毎月第1火曜日を中心に共同行動に取り組んでいます。