2014年8月6日(水)
核兵器禁止条約を早く
原爆養護ホーム 井上議員ら訪問
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日本共産党の井上哲士、仁比聡平、辰巳孝太郎の各参院議員は5日、広島市内の病院や施設を訪れ、入院・入所する被爆者を見舞いました。
井上氏らは、広島原爆被爆者援護事業団の原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」の被爆者を慰問。「いつまでもお元気で暮らしてほしい」と花束を贈りました。自身も被爆2世であると伝えた井上氏は、「核兵器全面禁止条約の実現へ大いに頑張りたい」と語りました。「被爆者には、安倍政権の『戦争する国づくり』への不安が高まっている」と強調しました。
同園には、295人(男性52人、女性243人、7月末時点)が入所し、県内の一般と特養を含めた待機者は約2300人にのぼるといいます。応対した鎌田七男理事長らは、入所者が学校の平和学習で被爆体験の語り部となっていると紹介しました。高齢化(平均年齢87歳)に伴う認知症や介護の重度化などの問題も挙げました。
広島赤十字・原爆病院では入院患者を激励し、広島県被団協(金子一士理事長)被爆者相談所で懇談しました。
石村智子中国ブロック国民運動委員長、辻恒雄県議、中原洋美広島市議、突田守生県議候補らが同行しました。