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2014年11月20日(木)

大雪助成 大半が支給されず

参院農水委で紙氏追及

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(写真)質問する紙智子議員=18日、参院農水委

 関東地方を中心とする2月の大雪による農業被害で、被災した農家に対する助成金の大半が、いまだに支給されていないことが日本共産党の紙智子参院議員の調べで明らかになりました。

 紙氏は18日の参院農林水産委員会で、この問題を追及。5県(埼玉、群馬、栃木、茨城、山梨)の要望額に対して農水省が支給した「農業用ハウス等の再建・修繕への助成金」の額が極端に低い実態(別表)を示し、「あまりにもスピード感がない」と批判しました。

 農水省の奥原正明経営局長は、(全国で)総額615億円の要望額に対して58億円を支払っている現状を説明し、「自治体とも連携し、できるだけ迅速に支払いをしていきたい」と答弁しました。

 紙氏は、助成金が農家の手元に届く前に、すでに申請を打ち切った県があると指摘しました。

 奥原局長は、事務的な都合で期日を設けた県もあるが、「(国として)打ち切るということではない」「随時、受け付けていると承知している」と述べました。

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