2014年11月24日(月)
総選挙
若者の声生きる政治ともに実現しよう
民青全国大会 山下書記局長あいさつ
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東京都内で開かれている日本民主青年同盟(民青)の第38回全国大会で23日、日本共産党の山下芳生書記局長があいさつしました。
山下氏は、今回の衆院解散・総選挙は「青年のたたかいが安倍政権を追い込んだ結果だ」と強調。総選挙はまさに青年の手でつかみとったものであり、この絶好のチャンスを生かしていこうと呼びかけました。
山下氏は、日本共産党の躍進で、若者の願い、未来を踏みにじる安倍政権の暴走にストップをかけ、若者の声が生きる新しい政治をつくるためにがんばりたいと表明。総選挙で五つの転換―(1)消費税10%への増税中止、「消費税に頼らない別の道」を(2)格差拡大の「アベノミクス」ストップ、暮らし第一で経済をたてなおす(3)「海外で戦争する国」づくり許さず、憲法9条の精神に立った外交戦略を(4)原発再稼働ストップ、「原発ゼロの日本」への転換を(5)沖縄の新基地建設を中止し、基地のない平和で豊かな沖縄をつくろう―をかかげてたたかうと語りました。
そのうえで、昨年の都議選・参院選は若者が輝く選挙となったと語りました。若い候補者の、若者を使い捨てにする「ブラック企業」をなくせという訴えが一大争点となり、若者の日本共産党への期待と関心を大きく広げ、党躍進の力になったと指摘。その後も秘密保護法や集団的自衛権を許さないたたかい、安倍政権打倒のたたかいで、若い世代がたたかいの主人公になっていると強調しました。
民青が開いた6月の若者憲法集会は社会的に注目を集め、画期をなしたと指摘しました。こうした役割を果たせるのは、日本共産党綱領と科学的社会主義を学び、未来への確かな展望をつかんでいるからだと強調。民青は、「本当に政治は変えられるのか」「どうしたら雇用や暮らしはよくなるのか」などの切実な思いにこたえ、たたかいの主人公に成長する道を育んできたとのべました。
「未来は青年のものだ」として、民青の目的で「確かな未来への『羅針盤』をもって、新しい日本と世界への扉をひらこう」としていることにふれ、「まさにいま、このよびかけが広範な青年に待たれている」と強調。総選挙で、「民青のみなさんが大きな力を発揮し、安倍暴走政治に痛打を与える。そして、強く大きな民青をつくり、主権者・青年の声が生きる新しい政治を切り開く一歩にすることを心からよびかけたい」と訴え、大きな拍手に包まれました。