2014年11月28日(金)
核兵器全面禁止のアピール
署名集め 歴史開く
日本原水協 交流集会が閉会
東京都内で開かれていた原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の「核兵器全面禁止のアピール」署名推進全国交流集会は27日、被爆70年の2015年核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて草の根で署名をすすめる全国の活動を交流し、閉会しました。
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討論で発言した日本原水協の高草木博代表理事は「核兵器廃絶という日本国民がやるべき任務を思い起こさせ、2015年にむけて集中的に運動に取り組もう。歴史の次のページを開くため、世界をどう盛り上げるのかは私たちにかかっている」と強調しました。
新日本婦人の会の西川香子副会長は、核兵器廃絶を求める運動や「戦争する国づくり」に反対するたたかいなどが、安倍政権を追い込んで総選挙になったと指摘。「この署名をたくさん集めながら安倍政権をノックアウトしたい」と語りました。
徳島の代表は、1000人の署名をめざしているピースチャレンジャーが、昼食をとるために入ったうどん屋の店主に署名をすすめた経験を紹介。店主や従業員、お客さんまでが署名してくれたと話しました。
広島の代表は、広島市各区に申し入れを重ねて、いくつかの区役所のロビーで原爆展を開催したことを紹介しました。
日本原水協の安井正和事務局長が集会のまとめに立ち、「この署名は安倍暴走政治にストップをかけ、日本を変える力になる。このことに確信を持って、ただちに行動に踏み出そう」と訴えました。