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2014年12月21日(日)

共産党の募金活動に注目

他党の助成金頼み浮き彫りに

テレビ東京

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(写真)テレビ東京でも紹介されたJR川崎駅前での募金行動

 19日放送のテレビ東京のニュース番組「アンサー」で政党助成金の問題が特集され、日本共産党が違憲な政党助成金の受け取りを拒否し、個人からの寄付や募金で選挙費用をまかなっていることを伝えました。

 番組は冒頭、衆院選の選挙結果を踏まえた2015年の各政党の政党助成金の試算を示し、自民党への交付金が過去最高額の172億9600万円になると紹介しました。

 そして、「みんなの党」の浅尾慶一郎代表が、選挙直前に同党が解党して無所属立候補となったため選挙ポスターにも政党助成金が使えず「“自腹”で大変」になったという声や、最高額となった自民党の谷垣禎一幹事長の「ありがたい」とのコメントを紹介。選挙資金などで各政党が助成金頼みとなっている実態が浮き彫りにされました。

 では「共産党はどうやって選挙資金を工面しているのか」として、党候補者、党員らが街頭で募金を呼びかける現場を映して、個人からの募金・寄付金で選挙資金を集めていることを紹介。志位和夫委員長の「政党助成金、企業献金をもらわないことが、募金で支えられる党の力を強めている」とのコメントを伝えました。

 共産党と他党を対比させて政党助成金の問題点を視聴者に伝えたうえで、番組キャスターは、助成金受け取りのため基準日(毎年1月1日)へ向けて新党結成の動きが激しくなっていることを指摘して、こう語りました。

 「そもそも政党交付金は国民1人当たり250円でまかなわれている。使い道について私たちも関心を持ってみる必要がある」


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