2015年1月18日(日)
集団的自衛権 行使させない
愛知 市民3000人が大合唱
県弁護士会が集会開く
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安倍内閣による集団的自衛権行使容認の「閣議決定」に反対する愛知大集会が17日、名古屋市栄の久屋広場で行われ、市民3000人超(主催者発表)が強い寒風の中、「戦争する国ダメダメ♪閣議決定ダメダメ」と大合唱しました。主催の愛知県弁護士会から県内の弁護士の6分の1、300人超が会場に集結したことが報告されると、会場がどよめきに包まれました。集会の後、参加者は市内をパレードしました。
日弁連憲法問題対策本部の伊藤真弁護士や、大学生、福島原発避難者らがスピーチ。伊藤氏は「あまりに多くの参加者なので思わず時間超過して話してしまいました」と謝罪しながら安倍政権を痛烈に批判。「戦後70年、多数の犠牲者を出した反省の上につくられた憲法9条を、たかが内閣の閣議決定でないがしろにしては絶対いけない」と強調しました。
2歳の子を連れた女性(36)は、「子どもの未来のためにと思って参加しました。安倍首相は、国にお金が無いといいながら軍事費を増やすのでなく、福祉に使ってほしい」と訴えました。