2015年1月25日(日)
鳥インフル被害聞く
大平衆院議員ら 笠岡市、養鶏協会に
岡山
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日本共産党の大平喜信衆院議員は23日、岡山県笠岡市の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が確認され、20万羽が殺処分された問題で、同市や県養鶏協会(岡山市)を訪ね、懇談しました。
森脇ひさき、氏平みほ子両県議が同行し、笠岡市役所で樋之津倫子市議が同席しました。
同市の田中早苗建設産業部部長から19日までに殺処分が終了し、17日には制限区域の卵の出荷が特例措置で認められ、23日には消毒、清掃を終え、防疫措置が完了すると、実情を聞きました。
天野美彦副市長(市対策本部長)は「私たちの仕事として、風評被害が起こらないようにしていこうと話しあっている」と語りました。
懇談後、農政水産課の職員に紹介された大平議員は「自治体のみなさんの機敏な対応に敬意を表します」と激励しました。
県養鶏協会では、金井克己専務が「県の迅速な対応に、発生農場も感謝している。制限区域の卵の出荷が早く認められ、助かった。本人が一番心配しているのは、従業員への保障」と話しました。
出宮清次事務局長は「発生農場の再開にむけて、大きな借金を抱えなくてすむよう、お願いしたい」とのべました。
大平議員は「みなさんの声を農水省に伝え、対策を求めます」とのべ、森脇県議は「どういう方法があるのか、早速調べます」と答えました。