2015年2月10日(火)
戦争体験者らが署名
憲法共同センター 9の日大行動
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全労連や新日本婦人の会などで構成する「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター」(憲法共同センター)と東京共同センターは9日、東京・池袋駅前で、安倍政権の憲法改悪に反対する「9の日大行動」に取り組みました。54人が参加。戦後70年への思いを語る戦争体験者らが、集団的自衛権行使容認に反対する署名に応じました。
各団体の代表が宣伝カーから訴えると、「親戚がガダルカナル島で戦死した。砂まで食べたが飢えをしのげなかったらしい」と話す男性(76)=埼玉県所沢市=が足を止めました。「戦争が終わってみんな喜んだ。それなのに安倍首相は、戦後70年たった今、戦争する国をつくろうというのか。戦争を繰り返してはいけないよ」といって署名しました。
「国民を戦争にひきずりこもうとする安倍首相に怒りがこみあがる」と話す女性(77)=東京都練馬区=が署名しました。「戦時中、親と離れて東京から山形に疎開しました。あのときの思いを子どもたちにはさせたくない」
女子大生(22)=同東大和市=は「『イスラム国』のテロは絶対に許せない。だからって戦争しようという安倍首相は間違っている」と署名しました。
日本共産党の吉良よし子参院議員が訴えました。