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2015年2月11日(水)

2015年の国民平和大行進

被爆地へ国際青年リレー

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(写真)2015年国民平和大行進の実施要綱を確認した同中央実行委員会の結成総会=7日、東京都内

 2015年原水爆禁止国民平和大行進中央実行委員会は7日夕、東京都内で結成総会を開き、ことしの平和行進の実施要綱を確認しました。被爆70年となる平和行進の“目玉″として被爆者の願いをつなぎ、核兵器全面禁止を世界に訴える国際青年リレー行進「NO NUKES!(核兵器廃絶) チャレンジ70」に取り組みます。

 結成総会であいさつした原水爆禁止日本協議会の高草木博代表理事は、1958年に始まり、ことしで58回目となる平和行進が、核兵器廃絶を世界に訴え続けてきた意義を語りました。「核兵器廃絶を求める世界の流れが大きな力になっている。その力を結集して日本から世界を変えるため、被爆70年にふさわしい行進にしたい。全国の自治体首長やデモで平和を訴える若者たち。だれもが共同して歩く平和行進にしよう」と訴えました。

 ことしの平和行進は、4月27日から米ニューヨークで開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議を受けて、5月6日に東京・夢の島、北海道・礼文島を出発します。被爆地・広島、長崎まで全国11の幹線コースを歩き続けます。

 実行委員会は、海外と日本の青年が東京から広島、長崎までリレーでつなぐ、国際青年リレー行進に多くの参加を呼びかけています。現在、フィリピンから3人、アメリカから1人の青年が参加を表明しています。この行動に呼応して、全都道府県で青年リレーに取り組みます。


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