2015年2月25日(水)
公害総行動 初の全国キャラバン
熊本からスタート
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すべての公害被害者の救済と公害根絶を求め、「全国公害被害者総行動」実行委員会は40回目の節目となる総行動に当たり、初の全国キャラバンを23日、「公害の原点」水俣病発生の地、熊本県からスタートさせました。24日には鹿児島に入りました。47都道府県全てを回り、知事をはじめ各自治体の首長に「公害をなくし、地球環境守る」ための要請をします。
熊本県での要請には、「ノーモア・ミナマタ第2次訴訟」原告団(742人)の森正直副団長、「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ」福島原発訴訟原告団の服部浩幸事務局長らが参加。「公害・環境問題で自治体としての責務を果たすことや福島原発事故を忘れず、繰り返さないこと」などを蒲島郁夫知事宛てに申し入れました。
キャラバンは日本共産党や労働組合、民主団体を訪問。街頭宣伝も行い、森さんが「(偏見や差別を恐れ)声すら上げられない水俣病被害者もまだいる。すべての救済を」と支援を呼びかけました。
6月3、4両日の「総行動デー」では、3日午後6時から日比谷公会堂(東京都)で、総決起集会を開きます。