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2015年3月20日(金)

チュニジア 日本人3人死亡

死者23人 観光客襲うテロ

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 【カイロ=小泉大介】チュニジアの首都チュニスで18日、武装グループが国立バルドー博物館を襲撃するテロ事件が起きました。日本政府は19日、日本人3人の死亡と3人の負傷を確認したと発表。一方、チュニジアの保健省は、外国人観光客20人とチュニジア人3人が死亡したと発表しました。外国人の負傷者は40人以上。

 カイドセブシ大統領は18日、仏メディアに対し、リビアを拠点とする過激組織「アンサール・シャリア」が実行犯と関係があると語りました。同組織は2012年9月に駐リビア米大使が死亡した米領事館襲撃を実行したといいます。

 チュニスからの報道によると、博物館に到着してバスを降りた観光客らに武装グループが銃を乱射。特殊部隊が武装グループの2人を射殺しましたが、共犯者数人が逃走中との情報もあります。

 バルドー博物館は古代ローマ遺跡から集めたモザイク装飾の展示で知られ、外国人観光客に人気があります。

 中東の観光地で邦人が犠牲となったテロ事件としては、1997年にエジプト南部ルクソールで日本人10人を含む約60人が過激派に殺害された銃撃事件以来となります。


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