2015年4月4日(土)
実効ある措置にむけ対話を
北朝鮮核問題で倉林議員
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日本共産党の倉林明子議員は3月31日の参院経済産業委員会で、北朝鮮に対する輸出入の全面禁止措置の期限延長について質問しました。
倉林氏は、核実験など北朝鮮によるたび重なる挑発行為は、国連安全保障理事会の決議や日朝平壌宣言などに違反する行為だと指摘。日中韓外相会議(3月21日)の共同報道発表に「朝鮮半島の非核化の達成に向け実質的な進展を得るために、意味のある6者会合(6カ国協議)を再開するべく共に努力を継続することを決定した」と記されていることを紹介し、「北朝鮮に核兵器と核開発を放棄させるための実効ある措置を行わせるという対話が必要だ」と主張しました。
その上で「輸出入禁止措置は、北朝鮮を対話のテーブルにつかせ、問題の平和的・外交的解決を図るという目的をはっきり据えて行うべきだ」と強調しました。
同委員会は北朝鮮への輸出入禁止措置を延長するための法案を全会一致で可決、同日の本会議で承認されました。