2015年5月17日(日)
安倍暴走 黙っていない
青年革新懇が全国交流会
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「さあ一歩 自由と平和はこの手の中に」を掲げて青年革新懇の全国交流会が16日、名古屋市内で始まりました。日本を「海外で戦争する国」に変え、若者を戦場に送る「戦争法案」の国会提出など安倍暴走に対し、「青年は黙っていない」「これからの日本をつくるのは青年だ」と訴えました。17日は分科会が開かれます。
全国交流会は2013年の初開催に続き2回目。青年革新懇は準備会も含め25の地域に広がっています。
憲法9条など国民の権利を守ろうと訴える「セイネンジャー」の寸劇で開会した交流会。全国革新懇代表世話人の田中悠・日本民主青年同盟委員長が主催者あいさつし、「多くの青年が安倍政権の暴走に不安と怒りを強め、何とかしたいと考えています。暴走政治との激突の時代です。青年とつながり、声をあげ、政治革新の共同を広げていこう」と呼びかけました。
「青年」と「平和」をテーマに、翻訳家の池田香代子さんと関西学院大学教授の冨田宏治さんが対談。冨田さんは、大阪市をつぶす「大阪都」構想ノーの幅広い共同の広がりを紹介し、「戦争法案(反対)でもこういうたたかいが必要だ」と訴えました。池田さんは「(安倍政権の掲げる)積極的平和主義という言葉は腹が立つ。言葉のまやかし」と指摘し、「青年が日本の社会を切り開いてほしい」と語りました。
各地の青年革新懇の代表が、憲法学習会や楽しい交流会、選挙を考えるトーク集会など多彩な活動を報告。「いっせい地方選でメンバーから県議が誕生した。政治を変えられる展望を感じている」(佐賀)、「オール神奈川で運動していこうと準備してきた。今月末に再結成集会を開く。青年大集会や若者憲法集会に青年を誘いたい」(神奈川)と発言しました。
日本共産党の本村伸子衆院議員が「若い皆さんと一緒に『戦争する国』を許さないために頑張ります」とあいさつしました。