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2015年5月31日(日)

日弁連が戦争法案反対

総会宣言 恒久平和主義に反する

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 日本弁護士連合会(村越進会長)は29日、東京都内で総会を開き、「安全保障法制等の法案に反対し、平和と人権及び立憲主義を守るための宣言」を採択しました。

 宣言は、国会で審議されている安全保障法制(戦争法案)について「日本国憲法前文及び第9条が規定する恒久平和主義に反し、戦争をしない平和国家としての日本の国の在り方を根本から変えるものであり、立法により事実上の改憲をおこなおうとするものであるから、立憲主義にも反している」としています。

 戦前の弁護士会の歴史にふれ、「今、弁護士及び弁護士会が『基本的人権を擁護し、社会正義を実現する』という立場から意見を述べ行動しなければ、先の大戦への真摯(しんし)な反省と、そこから得た痛切な教訓を生かせないことになる」と強調。同法案に「強く反対するとともに、平和と人権、そして立憲主義を守る活動に国民と共に全力をあげて取り組む」としています。


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