2015年6月9日(火)
戦争の道止めよう
国会前で行動
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2013年に秘密保護法が強行採決された日を忘れないと8日、「秘密保護法」廃止へ!実行委員会が衆院第2議員会館前で国会前行動をおこないました。「戦争準備の秘密法反対」とコールしました。安倍政権の暴走を許さず、必ず戦争法案を廃案に追い込もうとの発言が相つぎました。
慶応義塾大学名誉教授の小林節氏が行動に駆けつけ、あいさつしました。小林氏は、戦争法案について「単に憲法に違反するからダメというだけではありません。海外での軍事活動を禁じている憲法9条、主権者である国民との最高の約束を無視している。これは独裁の始まりであり、許せない」と語りました。
政府の中学校教科書検定への介入を告発したのは、日本出版労働組合連合会(出版労連)の寺川徹副委員長です。憲法改正や「戦争する国」づくりなどを視野に、時の政権が特定の歴史観を子どもたちに押し付けるものだとして「教育現場に対する政治介入の阻止と、憲法をまもる取り組みを強化していきたい」とのべました。
東京都世田谷区から参加した女性(64)は一昨年、秘密法の強行採決を目の当たりにして「こんなことは許されない」と行動に参加し続けています。「あの時のような、戦争法の強行採決は絶対にさせません。できる限り声をあげていきたい」と話しました。