2015年6月20日(土)
廃案に追い込む力
戦争法案の核心つく志位委員長論戦がDVDに
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戦争法案の核心をついた日本共産党の志位和夫委員長の国会論戦がダイジェストDVD(33分)になりました。
「ポツダム宣言をつまびらかに読んでない」という安倍晋三首相。「日本が過去にやった戦争の善悪も判断できない総理に、米国の戦争の善悪が判断できるわけがない」と追及する志位委員長。DVDは、首相の衝撃発言が飛び出した5月20日の党首討論から始まります。
圧巻は、憲法を破壊する三つの大問題を浮き彫りにした衆院特別委員会(5月27、28日)での志位質問です。2日間2時間にわたった論戦を4分の1に編集。志位委員長と安倍首相とのやりとりを通じて、「後方支援=兵站(たん)」「PKO法改定」「集団的自衛権の行使」という三つのルートを通って、日本を「戦争する国」につくりかえようとする戦争法案の正体を暴き出しています。
資料映像も豊富。2003年からのイラク戦争でサマワに派遣された陸上自衛隊、空輸にあたった航空自衛隊C130輸送機、イラク戦争で民家に押し入る米軍など、戦場の危険を伝える映像が随所にはさみこまれています。米軍相模総合補給廠(しょう)(神奈川県)から運び出される米軍戦車やB52爆撃機などベトナム戦争当時の映像もあります。
戦争法案の危険な本質をわかりやすく伝えるダイジェストDVDは、いま日本全国で広がる「ストップ戦争法案」のたたかいをさらに高揚させる力になるものです。党宣伝局では「DVDは、週末に全国の共産党事務所に届きます。ぜひ、多くの方にこのDVDを見ていただき、『戦争法案』を廃案においこむ世論と運動を広げたい」と語っています。