2015年6月22日(月)
憲法の番人は国民
兵庫県弁護士会 9000人集会・パレード
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戦争法案廃案へ兵庫県弁護士会主催の「『集団的自衛権行使容認』&『特定秘密保護法』反対!兵庫大集会・パレード」が21日、神戸市三宮で行われ、9000人(主催者発表)が参加しました。
東遊園地で開かれた集会では、弁護士で伊藤塾塾長の伊藤真氏が講演。「海外での武力行使を認めると、憲法が全くないものになってしまう」と強調し、「憲法の番人は最高裁だという人がいるが違う。憲法の番人は国民だ。いまその力を出すときです。絶対にあきらめず、反対だという声を上げ続けることが大事。私も頑張ります」と訴えました。
県弁護士会の幸寺覚会長が「安保関連法案は、立憲主義、国民主権、恒久平和主義、平和的生存権など憲法のあらゆる根本原理に反している。廃案へ一致団結して頑張りましょう」と呼びかけました。
集会後、参加者は「自衛隊戦場行かすって?本気で言ってんの」とコールして繁華街をパレード。「イケン」と書いたプラカードを掲げてアピールしました。
「集会やデモは初めて」という神戸市北区の主婦(30)は、4歳と1歳の男の子を連れて参加。「息子が戦場に行かされるのはいやです。心配です。命を大切にしてほしい」
7歳と6歳の娘と参加した加古川市の男性会社員(33)も「この子らに戦争は残したくないので、絶対に反対です。9000人も集まってすごい」と話していました。