2015年6月27日(土)
シールズ国会前行動
何かせずにはいられない
「戦争法案反対」 学生ら2500人
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激しい雨が降りしきる26日夜、戦争法案に反対して学生たちが国会前抗議行動を繰り広げました。毎週金曜日に行っているもので、今回で4回目。2500人が参加し、「戦争するな」「憲法守れ」「安倍はやめろ」と声を響かせました。主催はSEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)です。
国会正門前には若者を中心に途切れなく人が集まりました。
「このままいくと本当に日本は戦争するようになる。そう思って、何かせずにはいられませんでした」。東京都西東京市からきた大学生の男性(21)は、初参加です。「ここで思いを共有して、これから、またいろいろ行動したい」
同新宿区の大学生の男性(23)は「改憲の手続きも踏まない好き勝手を許したら、人権などを守る条項までほごにされかねない。本当に止めたい」と真剣な表情です。「これからは身近な人に『一緒にいかない?』と一対一で広めるのが大事だと思う。私も友人の一言から行動に参加するようになりました」
上智大学教授の中野晃一氏、元日本学術会議会長で専修大学教授の広渡清吾氏、法政大学教授の山口二郎氏、東京大学教授の大沢真理氏が行動に参加し、あいさつしました。