2015年7月14日(火)
ストップ戦争法案
力を貸して 大阪
|
「戦争法案を今すぐ廃案に」と、10〜40代の市民でつくるSADL(民主主義と生活を守る有志)が12日、大阪市中央区の、なんば高島屋前で、学者や野党議員らを交えた街頭宣伝「今すぐ廃案『戦争法案』緊急アピール」を行いました。600人が集まり、1時間半の宣伝中に2000枚のビラを配りました。
SADLの栄裕矢さん(22)は「戦後70年築いてきた平和を次の世代に引き継ぐため、力を貸してほしい」と涙ながらの訴え。関西大学の高作正博教授(憲法学)は、安倍政権を念頭に「考えの違う人々が共生するためのルールである民主主義や立憲主義を否定する人が政治家をやってはいけない」と強調しました。
共産、民主、社民各党の議員、元議員が壇上にそろい、順にスピーチ。共産党から辰巳孝太郎参院議員と石川たえ府議が参加しました。
通りがかりに足を止めた女子学生(20)は「法案を詳しく知らなかったが、今声を上げられない子どもたちのためにも無知で無関心ではいけないと思った」と語りました。