2015年7月22日(水)
戦争法案阻止へ全国で
やまぬ批判 “民主主義破壊 許せない”
総がかり実行委
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「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」は21日、戦争法案を廃案に追い込もうと全国でいっせい宣伝を行いました。東京では20カ所以上で宣伝。宣伝を手伝いに来た人もいました。
同実行委員会に参加する憲法共同センターは都内8カ所で訴えました。日本共産党の国会議員も参加して、廃案への展望を語りました。
新宿駅前では約20人が、ビラを配布しながら、廃案を求める署名を呼びかけました。
宣伝が始まると真っ先に駆け寄って署名した埼玉県川越市の男性(62)は、「安倍首相のやり方は、民主主義と憲法を破壊するものです」と批判。「日本の若者が海外で人を殺すのも殺されるのも許せません。止めるのは国民の力です」と語りました。
25歳の女性は、3カ月前にイギリスから帰国しました。「帰ってきたら、日本が戦争する国になるかもしれなくて驚きました。絶対に戦争はダメ。廃案にするために私もなにかしたい」と署名しました。
仕事帰りに署名した東京都西東京市の女性(26)は、戦争法案に反対する国会前の抗議行動をテレビで見て「若い人が中心になっていて、何かが変わりそうな気がしています。応援しています」と話しました。
池袋駅前では約30人が参加し、1時間で約1000枚のビラを配りました。
「絶対反対だよ」といって署名した豊島区の自営業の男性(45)は、「安倍首相はアメリカにこびているだけで、日本国民のことは何も考えていない」と強い口調で語りました。
夫婦で署名に応じた同区の男性(68)は、「安倍政権の支持率が下がってきたのは当然。若者をはじめ多くの国民が気付き始めてきた」と話していました。
共産党議員訴え
この日の行動には塩川鉄也、畑野君枝、梅村さえこ、真島省三、清水忠史、宮本徹、池内さおりの各衆院議員、紙智子参院議員が参加しました。