2015年8月4日(火)
「核なき世界」に逆行
世界大会国際会議 安倍政権に批判集中
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広島市内で開かれている原水爆禁止2015年世界大会・国際会議は2日目の3日、海外代表らから、日本で広がる戦争法案ノーのたたかいへの賛同とともに、核兵器のない平和な世界を願う国際社会に逆行する安倍政権に批判が集中しました。核戦略をとり続ける米国と一緒に「核戦争をする国」へと日本をつくり変える暴挙だとの指摘です。
午前中は、海外代表3人と福島、沖縄の代表が冒頭に発言。米国のニュージャージー・ピースアクションのマデリン・ホフマンさんは、安倍首相が平和主義を打ち捨て、唯一核兵器を使った米国のような国になろうとしていると批判しました。
国際平和ビューローのコリン・アーチャーさんも「日本政府の新たな軍国主義の危険は深刻です。戦争法案を覆す運動に連帯します」と語りました。
朝鮮半島の非核化を求める韓国・参与連帯のイ・テホさんは、米国の「核の傘」を断ち切ろうとしない日韓両政府を批判。「日本の平和憲法は東アジアに平和をもたらす安全装置です」と語りました。