2015年8月4日(火)
宮城・大崎 超党派市議が会つくる
戦争法案仕切り直し 地元国会議員に要請
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宮城県大崎市の超党派の議員は3日、記者会見し、「国民合意なしの安保関連法案をストップさせる大崎市議会議員の会」を発足したことと、戦争法案の「仕切り直し」を求める緊急アピールを発表しました。同会は自民党員を含む保守系会派の議員も参加して、7月31日に12人で結成したものです。
アピールは、東北6県で大崎市を含む54地方議会が法案の撤回や徹底審議を求める意見書を提出していること、審議が進めば進むほど違憲性が明らかになり反対世論が高まっていることを指摘し、立憲主義の大原則を踏まえ、法案の仕切り直しを求めています。
また、地元の国会議員に、市民の声に耳を傾け採決強行をせず、地元で説明責任を果たすことを求めています。
同会代表の佐藤仁一市議(無所属)は「国民の声に耳を傾けて、法案が十二分に審議され丁寧に扱われるように要請する」と話しました。
幹事長を務める小沢和悦市議(日本共産党)は、地元選出の国会議員に向けて訴える運動を全国に広げたいと述べました。
同会は10日に、市内各地で街頭演説などを行います。