2015年8月6日(木)
被爆者を見舞い懇談
党国会議員ら 原爆病院など訪問
広島
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日本共産党の大平喜信、本村伸子両衆院議員と春名なおあき参院比例予定候補らは5日、広島市内の病院や養護ホームなどを訪れ、被爆者を見舞いました。
原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」では、ホールに集まった約30人の入所者に拍手で迎えられました。
広島市出身の大平氏は、地域や学校で被爆者の証言を聞きながら育ったことについて触れ、「被爆者の皆さんが安心して生活し、必要な医療を受けられるように国会議員としての責務を果たしたい」と述べました。
同施設を運営する広島原爆被爆者援護事業団の鎌田七男理事長は、広島県内で2450人の被爆者が入所を待っているもとで、施設の増築・新築が求められていると説明しました。
広島赤十字・原爆病院では、加世田俊一副院長の案内のもと、入院中の被爆者と懇談しました。
車いすの女性に花束を手渡した本村氏は、父親が5歳のときに長崎市で被爆したことについて語り、「世界から核兵器と戦争をなくしたいという被爆者の願いを国会に届けます」と決意を込めました。
広島県被団協被爆者相談所では、佐久間邦彦理事長と大越和郎事務局長が被爆者援護法の改正をはじめとする被爆者の要望について説明しました。
一連の行動には、辻恒雄県議、中森辰一市議が参加しました。