2015年8月10日(月)
シールズ東北 600人デモ
仙台で“戦争法案に反対”
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宮城県の学生らが7月14日に結成した「SEALDs TOHOKU」(シールズ東北)は9日、「戦争法案ヤバいっしょ! 学生デモパレード」を仙台市で行い、600人が参加しました。
メンバーを代表してあいさつに立った東北大学2年生は「今日は70年前、長崎に原爆が投下され、哀悼をささげ、平和を祈る日です。この日に私は戦争法案反対の声を上げたい。被災地には他に深刻な問題が山のようにあり、被災地から声を上げることはインパクトがある」と呼びかけました。
東京や福島からも参加者が集まり、連帯のあいさつをしました。
フェイスブックでシールズ東北が結成されたことを知り友人同士で参加した、大学1年生の2人は「憲法解釈を変え、十分な説明もなく、分からないうちに決めようとするのが気に食わない。戦争経験者や広島の被爆者の話を学んで、戦争はしたくないし、行きたくないと思っている」と話しました。
参加者はプラカードを掲げ「憲法守れ、戦争法案止めっぺ」「東北だって黙ってないサ」などとコールし、学生のスピーチも交えながら市内の繁華街を行進しました。