2015年8月14日(金)
政権追い詰める運動さらに
九条の会 全国の運動交流
「九条の会」事務局は12日夜、「戦争法案は廃案に!9条守れ 九条の会交流・討論集会」を東京都内で開きました。国民の批判でますます追い詰められながら、あくまで戦争法案の強行を目指す安倍首相の暴走を止めるには何が必要か―。全国各地・各分野からの発言を受け、たたかいの到達点と教訓、前進の方向性を交流しました。
冒頭、あいさつに立った事務局の渡辺治氏は「戦争法案を廃案にするたたかいは安倍政権を打倒するたたかいだ」と提起。安倍政権を追い詰めてきた運動をふたまわり大きくするため、地域レベルで保守派も含む共同をさらに広げることなどを呼びかけました。
交流で、東京の「ねりま九条の会」の代表は「練馬区内で、さらに地域を限定したデモなどの行動が、参加の裾野を広げ一人ひとりの力を引きだしている」と発言しました。「みやぎ憲法九条の会」の代表は、大崎市の「九条の会連絡会」の活動が基盤となり、自民党市議を含む「安保関連法案ストップ」の議員の会が結成され、運動の急速な広がりで世論の変化を起こしていると報告しました。
小森陽一事務局長はまとめで、「内閣支持率をさらに10%落とす正念場をたたかいぬこう」と呼びかけました。