2015年8月14日(金)
世論広げ政権包囲
戦争法案反対の総がかり行動
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戦後70年の終戦記念日を控えた13日夜、衆参両議員会館前は「戦争法案絶対反対」とコールする人たちで埋まりました。お盆やすみにもかかわらず2000人が参加(主催者発表)。30日の国会包囲行動の成功が呼びかけられ、「国会周辺に10万人、全国100万人の行動で包囲し、安倍内閣に痛撃を与えよう」とのスピーチが相次ぎました。
この日の行動は、「総がかり行動実行委員会」が毎週木曜日に呼びかけているもので、13回目。大阪府枚方市から妻と一緒に駆け付けた男性(54)は、「絶対に強行採決できないよう世論を喚起していく」と語ります。
高校2年生の娘と抗議行動に初めて参加した東京都品川区の女性(50)は「戦争法案を阻止し、将来をしっかり見据えた政治をつくりたい」。沖縄県出身で千葉県我孫子市に住む男性(25)は「戦争法案も米軍基地建設も阻止して安倍政権をひきずりおろしたい」と話しました。
千葉大学の栗田禎子(よしこ)教授、東京外国語大学の黒木英充教授、日本共産党の田村智子参院議員、民主党の国会議員らがあいさつしました。