2015年8月28日(金)

総がかり行動

戦争法案廃案必ず

（写真）「９条壊すな」「戦争法案廃案に」と怒りの声をあげる人たち＝27日、国会前

　総がかり行動実行委員会は２７日夜、戦争法案の廃案を求める、毎週木曜日の国会前集会を行いました。衆院第２議員会館前を中心に参加した２４００人（主催者発表）は「安倍政権はただちに退陣」「強行採決絶対やめろ」とコールしました。

　集会では、３０日に取り組まれる「国会１０万人・全国１００万人大行動」を最大の結節点にして、必ず廃案に追い込もうとの発言が相つぎました。

　主催者のひとり、「解釈で憲法９条を壊すな！　実行委員会」の高田健さんは「３０日の行動には、戦争法案に反対するすべての人びとが結集します。絶対に成功させる。一人でも多くの仲間を連れて、国会前で会いましょう」と訴えました。

　東京都中野区から参加した女性は「安倍首相はとにかく国民の声を聞かない」と憤ります。「私たちが声をあげ続けないといけない。３０日は友人も誘って参加したい」と語りました。

　埼玉県川越市の男性は、戦争法案を批判する川柳を作り、抗議行動をしています。「廃案にするため、自分のできることをすべてやっていきたい」

　日本共産党の井上哲士参院議員があいさつし、「たたかいが安倍政権を追い詰めています。国会に１０万人、全国で１００万人が結集して、必ず廃案に追い込みましょう」と呼びかけました。

　民主党、社民党の国会議員もあいさつしました。