2015年8月29日(土)
参院本会議 農協「解体」法が成立
紙氏反対討論「将来に禍根」
農業組織の解体に道を開く農協「改革」法案が28日の参院本会議で、自民、公明、維新などの賛成多数で可決され成立しました。日本共産党、民主党、社民党、生活の党などは反対しました。
日本共産党の紙智子議員が反対討論に立ち、自主自立が基本の協同組合の原則を踏みにじり官邸主導の改革を押し付けたことや農業委員会制度の骨抜き、企業による農業・農地支配を一層進めるなどの問題点を指摘。「協同組合の自主性を奪い、家族経営を基本にする日本の農業と農村の将来に禍根を残す」と批判しました。