2015年8月30日(日)
害虫対策に交付金活用
農水相が答弁 紙氏質問に
参院農水委
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日本共産党の北海道網走市でジャガイモの害虫・ジャガイモシロシストセンチュウが国内で初めて確認された問題で、林芳正農水相は25日の参院農林水産委員会で、まん延防止対策について「必要な経費は消費安全対策交付金を活用して対応する」と述べ、交付金による支援を約束しました。紙智子議員の質問に答えました。
この害虫は日本にいないもので、北・南米、ヨーロッパなどのジャガイモ生産国から侵入したものと見られます。紙氏は、網走の農業はジャガイモ、ムギ、テンサイの輪作体系で成り立っているとして、まん延防止対策を急ぐとともに、農民の要望にこたえた土壌検査の強化を求めました。農水省の小風茂消費・安全局長はサンプル調査の実施を表明しました。