2015年9月7日(月)
「早稲田から止める」
戦争法案で大学全学集会
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「早稲田から止める! 戦争法案 安保関連法案に反対する早稲田大学全学集会」が6日、東京の早稲田キャンパスで開かれ、学生、教員など350人以上が参加しました。
水島朝穂教授が「立憲主義の『存立危機事態』にいかに向き合うか」と題して講演。集団的自衛権容認を閣議決定で変えたことはクーデターだと指摘し、学問の現場が立ち上がることで大学の独立と自由を示し、政権の脅威になろうと呼びかけました。
連帯あいさつとして、白井聡・京都精華大学専任講師は、政治的発言をしづらい空気に「日本に革命的転換が求められている。学内でもはっきりものを言う文化をつくる始まりに」と激励。恵泉女学園大学の川島堅二学長は、学長名で安保法案反対声明を出したことに関わって、早稲田からも総長名声明をと訴えました。
各界卒業生から、日本共産党の田村智子参院議員が国会論戦を報告し、「廃案へ最後までとことんやりぬく」と表明。インターネット上のメディアIWJ代表の岩上安身(いわかみやすみ)さんは、「いまジャーナリズムが頑張らなければ」と強調。映画監督の是枝裕和さんは、「政権に対峙(たいじ)し、新しい社会をつくるのに寄与したい」と語りました。
集会後、大学から高田馬場までデモ行進し、新宿での「学生と学者による街宣行動」に合流しました。