2015年9月17日(木)
もう止まらない
外国特派員協会 シールズが会見
“戦争法案絶対反対”の声を世界へ届けようと、SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)が16日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見しました。
シールズの奥田愛基(あき)さん=大学4年生=は「集団的自衛権行使容認も後方支援も、海外での武力使用であり、明確に違憲です」と戦争法案を批判。「僕らの国会前抗議行動は、始まった6月当初は数百人の参加でした。しかし今では10万人規模です。全国にも広がっています。政権のおかしさ、法案の欠陥が、国民の怒りに火をつけています」と訴えました。
「今まで行動してきて、デモは珍しいものではなくなりました。そして個人が主体的に動くようになりました。主体的に動き始めた人々はもう止まらないと思います」と語りました。
戦争法案が若い世代に与える影響について問われて、メンバーの本間信和さんは「自衛官が紛争地域に派遣されたときにリスクが高まることと、政府の解釈によって憲法が変えられるという前例ができることで、憲法が軽んじられる風潮がつくられてしまうことが非常に大きな問題だ」と訴えました。