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2015年9月18日(金)

志位委員長、ベトナム共産党書記長と会談

東アジアの平和構築で協力確認

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(写真)握手をするベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長(右)と志位和夫委員長=17日、東京・迎賓館

 日本共産党の志位和夫委員長は17日朝、日本政府の招待で公賓として来日中のグエン・フー・チョン・ベトナム共産党書記長と、都内の迎賓館で会談しました。両氏は2年ぶりの再会を喜び合いながら、東アジアの平和構築、核兵器廃絶、理論交流での両党の協力と連帯の関係発展を確認しました。

 冒頭志位氏は、「書記長の来日を心から歓迎します」とあいさつ。チョン氏は、「93年の歴史を持つ日本共産党が『第3の躍進』期にあると聞いており、うれしい」と述べました。

 志位氏は、2年前のベトナム、インドネシア訪問でASEAN(東南アジア諸国連合)の平和の地域共同体づくりについて意見交換した後、2014年の日本共産党の第26回大会で「北東アジア平和協力構想」を提唱したと、その内容を紹介。領土に関する紛争問題では、物理的・軍事的対応でなく、国際法にのっとり外交的、平和的に解決をすることが何より重要だとのべました。

 チョン氏は、志位氏の提唱に賛意を表明。南シナ海の諸島の領有権をめぐる紛争問題でも、各国が国連海洋法条約など国際法を順守し平和的、外交的に解決することを願っていると強調。「ベトナムは抗日、抗仏、抗米と長い戦争を経験し、その被害も克服できておらず、平和と安定の維持を何より大切にしています」と述べました。

 核兵器の問題でも、核兵器禁止条約の国際交渉開始に向けた両党の協力を願っているとの志位氏の発言に、チョン氏は、「賛成です」と応じました。

 両党間で5回おこなわれてきた理論交流は、引き続き行うことを確認しました。

 会談には、日本共産党から山下芳生書記局長、緒方靖夫副委員長、森原公敏国際委員会副責任者、田川実同事務局長が、ベトナム側は、トー・フイ・ルア政治局員、チャン・クオック・ブオン中央委員会書記、ホアン・ビン・クアン中央対外委員長、ブオン・ディン・フエ中央経済委員長らが出席しました。


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