2015年9月18日(金)
民主主義打ち砕く 安倍政権に抗議
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原爆ドーム前で抗議集会
広島
ストップ!戦争法ヒロシマ実行委員会(石口俊一委員長)が呼びかけている、戦争法案の反対を求める連日の行動で、17日の広島市中区の原爆ドーム前での集会には約800人が参加しました。デモ行進には通勤帰りの労働者などが加わり、900人を超えたとみられます。
市内で13日に7000人が参加した人文字集会の翌日から連日取り組んでいる街頭宣伝は、14日が63人、15日が78人、16日が103人参加し、日ごとにふくらんでいます。
この日のデモは、参院特別委員会で強行採決された直後で、石口実行委員長は「民主主義をハンマーで打ち砕いていることに気づかない安倍政権に、満身の怒りを込めて抗議する」とあいさつ。広島大の女子学生(19)は「国の果たすべき役割は、日本人の命を危険にさらすことではなく、守ることだ」と訴えました。
参加者は「戦争法案、今すぐ廃案!」「安倍政権は今すぐ退陣!」とシュプレヒコールをあげました。
“絶対にあきらめない”
熊本
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戦争法案の採決強行を許さないと熊本市で17日、市民たちが緊急行動をしました。午後3時から座り込みを開始し、午後6時からは集会を開催。集会後は300人が「子ども、未来、平和」を守れとアーケード街をデモ行進するなど、終日アピールしました。
座り込みでは超党派の熊本市議らがリレートーク。日本共産党の山部洋史市議は「戦争法案を許さないという世論を広げに広げ、政権を包囲して法案を必ず撤回させよう」と呼びかけました。
集会では、弁護士会や共産、民主、社民、新社会の各党の代表が連帯あいさつしました。
法案に反対する「パパとママの会」を呼びかけた木原望さん(40)=熊本市東区=は、「強行されても、戦争法を廃止させるまで絶対にあきらめない」と力を込めました。