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2015年10月15日(木)

米東部の原発閉鎖へ

住民運動実を結ぶ

福島第1と同型

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 【ワシントン=島田峰隆】米電力大手エンタジーは13日、東部マサチューセッツ州プリマスにあるピルグリム原発を2019年6月1日までに閉鎖すると発表しました。原子炉は福島第1原発と同型。ピルグリム原発では最近、事故が相次ぎ、周辺住民が廃炉を求める運動を強めていました。

 同原発は今年1月、悪天候に伴う停電で外部電源の一部を失って緊急停止。13年2月にも猛吹雪による停電で運転停止しています。米原子力規制委員会(NRC)は9月、アーカンソー州の原発2基と合わせてピルグリム原発を「最高レベルの規制監督が必要」と発表していました。

 ピルグリム原発周辺の住民や環境団体でつくる「ピルグリム連合」のダイアン・トゥルコ氏は本紙に対し「住民が何年も求めてきたことが実を結びました。ただ2019年は遅すぎる。これからも原発の利益か住民の健康かをめぐるたたかいが続きます」と話しました。

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