2015年11月29日(日)
戦争法廃止2000万署名 開始前から“署名したい”
川崎 党支部など宣伝
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JRと小田急線の乗り換え客が行き交う登戸(のぼりと)駅前(川崎市)で28日、同市多摩区内の四つの日本共産党の党支部・後援会のメンバーら16人と斉藤隆司党市議が宣伝し、戦争法廃止を求める「2000万人署名」を呼び掛けました。
宣伝の開始前、のぼりを立て準備をしていた党後援会員に歩み寄り、「署名したい」と話しかけた男性(66)=東京都世田谷区=は、財布から1000円札を取り出しカンパしました。多摩川沿いをウオーキングに訪れたといいます。
「戦争法は“いつか来た道”という感じがする。原発問題でも、介護など社会保障でも、やっていることがめちゃくちゃ。安倍首相は戦後最低、最悪。とにかくやめてほしい」といいます。共産党の国民連合政府の提案について「私は大賛成。実現のためには、下から世論を広げるしかないんじゃないかな」と話しました。
署名した女性(67)は、パリで起きた過激組織ISによる同時多発テロにふれ、「テロに戦争で報復したら、きりがなくなります。日本がその道に踏み込んだら、日本もテロの標的になるでしょう」といいます。
会社員の男性(35)=神奈川県厚木市=は、「戦争法には、100%反対。アメリカ軍の使い走りみたいになって、恥ずかしくないのか」と安倍政権を厳しく批判。
共産党の国民連合政府の提案を知り、「共産党は、選挙協力をするというイメージがなかった。柔軟で立派だと思う。戦争法廃止の票が分かれるのはいや。安倍政権に一矢報いたい」と話しました。