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2015年12月1日(火)

リニア行政訴訟を準備

相模原連絡会 弁護士ら世論喚起

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(写真)あいさつする、浅賀代表(中央)11月29日、相模原市緑区

 リニア新幹線を考える相模原連絡会は11月29日、相模原市緑区で「ストップ・リニア!訴訟 相模原キックオフ集会」を開きました。JR東海のリニア新幹線計画に対して、和泉貴士弁護士が、沿線(品川区〜名古屋市)住民で工事認可取り消しを求める行政訴訟を準備していると報告。リニアの必要性や環境影響評価などへの疑問を追及すると説明しました。

 和泉氏は「裁判は、国民的世論を喚起する第一歩です」と述べ、市民運動の重要性を強調。反対する運動を強めて工事を遅らせることができれば、JR東海の資金面や政治の面での変化をつくり出し、事業を中止に追い込む可能性があると語りました。

 同区藤野地区に住む設楽清和さん(パーマカルチャーセンタージャパン代表)が講演し、リニアができれば自給自足の生活が破壊されてしまうので、反対する活動に参加したとあいさつ。他者の手を借りず自分の手で生活する文化をつくることを代替案として形成すれば、政治や経済など社会の大きな力に対してものを言えると語りました。

 同連絡会の浅賀きみ江代表は「裁判への参加を広げて世論を喚起し、この地域で築いてきた生活を守っていこう」と呼びかけました。


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