2016年1月13日(水)
北の核実験 6カ国協議が重要
笠井氏指摘に外相同意
日本共産党の笠井亮議員は12日の衆院予算委員会で、北朝鮮の核実験問題に関し、核兵器放棄に向けた国際社会の一致した実効ある措置を求めました。これに対し、岸田文雄外相は「6カ国協議の共同声明を順守させる方向で国際社会と連携していかないといけない」と答えました。
笠井氏は、北朝鮮の核実験は「地域と世界の平和と安定に対するきわめて重大な逆行だ」と批判。核兵器を放棄させるため国連安保理決議などの措置を求めると、外相は国連安保理が「強い決議を迅速に採択することが重要だ」と応じました。
笠井氏は「ねばり強い対話による解決しかない」と述べ「制裁のための制裁ではなく、あくまで北朝鮮を対話のテーブルにつかせる」ための実効的な制裁が必要だと指摘。昨年11月の日中韓首脳会談で「意味のある6カ国協議の早期再開」で合意し、米政府も6カ国協議が重要だとしていることを強調しました。
外相は「6カ国協議の枠組みは北朝鮮に建設的対応を促すために重要な枠組みだ」と述べ、次官級協議など「建設的議論に向けた環境整備」を進めていく考えを示しました。
そのうえで、笠井氏は「軍事対軍事の悪循環に陥ることが一番危険だ。軍事力増強の口実を与えるという意味でも、戦争法の廃止こそ重要だ」と力を込めました。