2016年2月12日(金)
紙氏「断固TPP批准阻止」
北海道音更町で「食と農のつどい」
北海道有数の農業地帯、十勝地方の音更(おとふけ)町で11日、日本共産党十勝地区委員会主催の「食と農のつどい」が開かれ、会場いっぱいの300人が参加しました。
安倍政権がごり押しする環太平洋連携協定(TPP)の「大筋合意」を受け、「オール十勝」で反対運動を進めている同地域では、TPPへの不安や怒りが大きく、近隣の本別(ほんべつ)町・橋正夫、池田町・勝井勝丸、士幌(しほろ)町・小林康雄の各町長や議長、自治体関係者も多数訪れました。
日本共産党農漁民局長の紙智子参院議員が国会報告し、「“大筋合意”は米など重要5品目を聖域とするとした国会決議違反だ。TPPは今国会の大争点。批准は断固許さないの世論を広げよう」と呼びかけました。
東京大学大学院の鈴木宣弘教授が「TPPのたたかいはこれから」と題して講演。「再生産と持続可能な農業とは何かを考える必要があり、最後まであきらめず、たたかうことが大事だ」と述べました。