2016年2月22日(月)
戦争法廃止 与党に言うこと聞かせる番だ
東京・大田で演説 野党5党が共同
日本共産党は小池氏が訴え
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東京都大田区のJR蒲田駅西口ひろばで21日、野党5党の国会議員らが、戦争法=安保法制廃止へ協力して奮闘する決意を訴えました。大田区内で戦争法の廃止を求めて活動する団体や個人でつくる「戦争法廃止オール大田実行委員会」が、野党各党によびかけて行いました。
実行委員会のメンバーが2000万署名をよびかける中、約800人がひろばを埋め、野党議員に「野党は共闘」「9条壊すな」「憲法守れ」「戦争法は絶対廃止」と熱いコールを送りました。
日本共産党の小池晃副委員長・参院議員は「みなさんに、うれしい報告ができます」と、19日に野党5党が合意した、安保法制(=戦争法)の廃止や、国会や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行うことなど4項目について説明。「みなさんが『(国民が政治家に)言うことを聞かせる番だ』と言ってきた。野党は言うことを聞いた、これが民主主義ではないでしょうか。今度は与党に言うことを聞かせよう」と訴えました。
民主党の小川敏夫参院議員は「日本の平和と民主主義を守るのは、私たち野党全員の責任です」と語り、維新の党の初鹿明博衆院議員は「みなさんの期待を受け止めて参院選、衆院選でしっかり野党が勝って、安倍総理にはお引き取り願おう」と表明。社民党の福島瑞穂参院議員、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎、山本太郎両共同代表がメッセージを寄せました。