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2016年2月24日(水)

最賃大幅引き上げへキャンペーン

青年ユニオンなど発表

10月末まで

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写真

(写真)最低賃金大幅引き上げキャンペーンを発表する人たち=23日、厚生労働省内

 「最低賃金時給1500円をめざして。いますぐどこでも1000円に。」をスローガンに、幅広い労働組合によって「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」が取り組まれます。首都圏青年ユニオンなどが23日、厚生労働省内で会見し、発表しました。

 キャンペーンは、これまで労働組合が取り組んできた最賃引き上げと非正規雇用労働者の賃上げの運動を、組合に加入していない労働者や市民にも広げようと企画。当面、今年の最賃改定が実施される10月末までの期間行うとしています。

 今月27日(土)に全国15都道府県(22日時点)でアピール行動を実施。全労連、連合、全労協の中立の組合が参加を表明しています。東京では、午後2時からJR新宿駅東口の広場で宣伝します。

 今後、最賃違反の求人告発キャンペーン、コンビニ各社の本部に対しては店員と加盟店オーナーともども低賃金で働かせているとして賃上げ要請などを計画しています。

 会見で、青年ユニオンに加入した東京都町田市の男性(34)は、「時給908円(最賃907円)で、残業の割り増し賃金もなかったが、やっと団体交渉で残業代が出た」と実態を話しました。千葉県の女子高生(18)は、「1年生のとき、最賃777円なのに、研修中に750円だった。声を上げて変えたい」と語りました。


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