2016年3月2日(水)
TPP協定批准するな
官邸前行動 国会決議無視に抗議
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市民団体の呼びかけ人が実行委員会をつくる「STOP TPP!!官邸前アクション」は1日、環太平洋連携協定(TPP)の批准阻止のアピール行動をしました。
TPPは、安倍晋三内閣が今国会に協定批准案と関連法案を提出する構えを見せています。呼びかけ人の一人、アジア太平洋資料センターの内田聖子事務局長は、アメリカなどTPP参加国は協定内容が国益になるのか時間をかけて検討の準備をしているのが実態だと紹介し、「日本の安倍内閣はすぐ国会で通そうとしている。許してはいけない」と訴えました。
参加者は、太鼓の音に合わせて、「くらしをつぶすTPPはいらない」「国会決議はどこへいった」とコールしました。
全労連の橋口紀塩事務局次長は、自治体が地元業者への優先発注ができなくなると指摘。農民連の斉藤敏之常任委員は、輸入しやすくするために残留農薬基準を甘くし、遺伝子組み換え表示をアメリカの企業がなくそうとするのがTPPだ、と訴えました。
日本共産党の紙智子参議院議員が参加し、「批准阻止にむけ、安倍内閣打倒で共同を」と連帯あいさつしました。