2016年3月3日(木)
宮城で共産・民主政策協定
参院選挙区 桜井予定候補に一本化
いわぶち予定候補 「比例で全力」
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夏の参院選に向けて、日本共産党宮城県委員会と民主党宮城県連、民主党現職の桜井充宮城選挙区予定候補は2日、仙台市内で政策協定書に調印し、選挙区予定候補(改選数1)を桜井氏に一本化することを発表しました。
調印式には、日本共産党の中島康博県委員長、加藤幹夫書記長、いわぶち彩子宮城選挙区予定候補と民主党の安住淳県連代表、郡和子幹事長、桜井氏が出席しました。
政策協定は、(1)安保法制廃止(2)アベノミクスの格差是正(3)原発依存脱却(4)不公平税制是正(5)米軍新基地反対(6)安倍政権打倒―の6項目。
中島県委員長は、桜井氏当選へ全力を尽くすと強調し、いわぶち予定候補について参院比例予定候補として活動すると発表しました。また、「安倍内閣が締結しようとしている環太平洋連携協定(TPP)には反対」「安倍内閣が進める消費税10%への増税に反対」の2点を、今後の政策協議の中で検討することを求めました。
桜井氏は「全国で一番早く共産党と協定を結べた。安倍暴走政治を止めるための国民の共闘としてたたかう」、いわぶち氏は「野党と市民運動の連携による安倍政権打倒へのスタートラインに立てた。比例予定候補として全力を尽くす」と語りました。
政策協定書
(1)立憲主義に基づき、憲法違反の安保関連法廃止と集団的自衛権行使容認の7・1閣議決定の撤回を目指す。
(2)アベノミクスによる国民生活の破壊を許さず、広がった格差を是正する。
(3)原発に依存しない社会の早期実現、再生可能エネルギーの促進を図る。
(4)不公平税制の抜本是正を進める。
(5)民意を踏みにじって進められる米軍辺野古新基地建設に反対する。
(6)安倍政権の打倒を目指す。