2016年3月10日(木)
全労働者の賃上げめざそう
全労連・国民春闘が中央行動
全国一律の最低賃金を
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2016春闘で大幅賃上げを必ず勝ち取り、労働法制改悪反対、戦争法廃止の運動を前進させようと、全労連・国民春闘共闘委員会は9日、東京都内で中央行動を実施しました。参加者は終日、デモ、国会議員や省庁要請、院内集会など多彩な行動を展開しました。
雨を突いて日比谷野外音楽堂に2000人が集まり、労働者総決起集会を開催。国民春闘代表幹事の小田川義和全労連議長は「非正規雇用労働者も含め労働者の賃上げと均等待遇をめざそう。最低賃金を全国一律制度にして大幅引き上げを求めよう」と訴えました。安倍政権の暴走ストップを掲げ、戦争法廃止の2000万署名を広げること、震災復興と原発ゼロの運動継続を呼びかけました。
各組合と地域から、「市民に広がった最低賃金引き上げ運動をさらに広げる」(生協労連)「子どもの貧困で学ぶ権利が奪われている。不安定雇用と高学費を是正させよう」(全教)「最低生計費を調査したが、時給1400円以上必要だ」(広島)「規制緩和で交通安全が脅かされているなか、白タク解禁に断固反対する」(自交総連)「人員不足で自分の命を削る職場では、患者さんの健康を守れない」(医労連)と発言がありました。
全労協の金澤壽議長が連帯あいさつ。日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が国会情勢を報告しました。