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2016年4月1日(金)

デルタ航空が正社員化

契約の日本人客室乗務員

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 米国の大手航空会社デルタ航空が、4月1日から、契約社員だった日本人客室乗務員を全員正社員化することが31日、分かりました。2014年に人員削減のために解雇された契約社員についても、希望者を正社員として職場復帰させます。全日空、日本航空が客室乗務員を正社員化し、その流れが外国航空に波及しています。

 デルタが日本で雇用している客室乗務員は、正社員が約60人、1年契約を更新して働く契約社員が95人です。契約社員制度はデルタと経営統合したノースウエスト航空から引き継がれました。2002年以前には、機内で通訳や販売などを行うサービス要員でしたが、現在では正社員同様に客室乗務員としての定期訓練を受け、ドア操作や保安業務も行っています。

 デルタが1月15日付で発表した契約社員に対するメッセージなどによると、契約社員の技術や才能を正社員化して活用することで、より一貫したサービスを提供でき、デルタ航空のブランドを強化することになると説明しています。

 解雇されて撤回を求めていたジャパンキャビンクルーユニオン(JCCU)の組合員がデルタで職場復帰します。木谷憲子委員長は、「会社は英断したと評価しています」と話します。


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