2016年4月14日(木)
TPP 批准させない
毎週水曜の行動始まる
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環太平洋連携協定(TPP)承認案と関連法案の成立を阻止しようと13日、衆院第2議員会館前で抗議行動が行われました。「情報隠しは許さない」などのプラカードを手にした参加者が「TPPで野党は共闘」と声をあげました。
市民団体と野党の共同行動で、今後、毎週水曜日に続けて行われます。主催したのは、「TPP批准阻止アクション実行委員会」です。
アジア太平洋資料センターの内田聖子事務局長は、黒塗り資料を示し、まともな答弁をしないTPP特別委員会での政府・与党の対応を批判し、「国民をばかにしている。与党の姿勢に怒りをぶつけるとともに、阻止へむけ野党へエールを送ろう」と呼びかけました。
農民連の吉川利明事務局長は、TPP批准反対で懇談・要請を行った様子を報告。「野党統一候補が各地で広がり、与党議員は地元の声を無視できなくなっている。農協組合長も声を上げ始めている。全国の仲間、みなさんとの共同で必ず批准を阻止しよう」と語りました。
抗議行動には、日本共産党の紙智子参院議員、畑野君枝、畠山和也、清水忠史の各衆院議員が参加。これに先立って、参院議員会館で国会議員との情報交換会を開催。日本共産党、民進党の議員は、世論と結んで政府・与党の姿勢を追及すると述べました。