2016年5月7日(土)
核兵器廃絶へ 平和行進出発
“国際署名 広げよう”
東京・夢の島公園
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2016年原水爆禁止国民平和大行進(同実行委員会主催)が6日、被爆地・広島、長崎をめざして東京都江東区にある夢の島公園を出発しました。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)結成60年、被爆者が訴える国際署名スタートのなか、「核兵器なくそう」「戦争法なくそう」とコールしました。
第五福竜丸展示館前で開かれた出発集会には700人が参加しました。シールズ、第五福竜丸平和協会、日本被団協、日本山妙法寺の代表が連帯あいさつをしました。
日本被団協の田中熙(てる)巳(み)事務局長(84)は、核兵器の禁止・廃絶を求める「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」について、「これまでなかった数をめざしたい」と表明。「重大な選挙が行進中にあります。今の政権を倒す思いを込めて運動をすすめたい」とのべました。
東京の被爆者団体・東友会の家島昌志副会長は「若いみなさんにバトンタッチして核兵器廃絶を成し遂げたい」と語りました。
東京―広島コース、沖縄―広島コースなど各地の通し行進者5人と、わかやま市民生協のリレー行進者が決意を表明。13年から始まった国際青年リレー行進もとりくまれます。