2016年5月20日(金)
舛添知事に公開質問状
共産党都議団 政治資金疑惑ただす
舛添要一東京都知事の政治資金疑惑について、日本共産党東京都議団(吉田信夫団長、17人)は19日、知事あてに公開質問状を出しました。26日までに、文書での回答を求めています。
共産党都議団は質問状で、舛添知事が、13日の定例会見で述べた自身の疑惑に対する説明について「不明確な点が多く、とうてい説明責任をはたしたといえない」と批判。新たな疑惑も指摘されており、現時点で、舛添知事に明確な説明を求める必要があるとして13項目にわたる質問をしています。
具体的には、▽ホテルの会議費・宿泊費について、家族旅行の宿泊費でもごく一部の政治活動が含まれていれば全額政治活動と記載して問題ないという認識か▽政治資金収支報告書に記載されている8回の温泉旅館などへの宿泊が政治活動であった具体的証拠を示すこと▽報道された飲食費や美術品の購入費などが政治活動によるものだったことを示す証拠を明らかにすること▽知事選立候補直前に「新党改革」から舛添氏の資金管理団体に寄付として移動した約526万円のうち、約429万円が政党交付金という報道は事実か―などをただしています。