2016年5月22日(日)
“賃金泥棒”ただそう
「とことん共産党」 新MCに辰巳さん
19日のインターネット番組「生放送! とことん共産党」は、ゲストに首都圏青年ユニオンの神部紅委員長を迎え、「なくそうブラックバイト、ストップ“賃金泥棒”」について語り合いました。辰巳孝太郎参院議員、木田真理子さんが司会進行を務めました。
渋谷・ハチ公前で学生に行ったアンケートで「アルバイトに週5、6日入っている」などの回答に、辰巳氏は「生活費や食費のためにアルバイトしている人が増えている」と統計調査結果を紹介。神部氏は、多くの学生が奨学金を借りて進学しないと希望の職業に就けない状況だと指摘。「アルバイト学生は労働者としても貢献しろというプレッシャーのなかで働いている」と告発しました。
辰巳氏は、労働時間、残業時間は1分単位で計算し、切り捨てるのは違法だとして、セブンイレブンの勤務管理システムの問題を国会で追及し、安倍首相が「1分単位で計算しなければならない」と認めたことも紹介。
神部氏は「相当な賃金が盗まれている。異常な長時間過密労働をただすためにも1分間単位の労働時間を把握し、労働組合に入って交渉することが大事です」と強調しました。
新コーナー「畠山和也のとことんニュース解説」がスタートし、元中学校教員の畠山衆院議員が環太平洋連携協定(TPP)を解説。多国籍企業の利益のために食の安全や地域経済・社会を守る規制をなくすねらいがあるため、政府は中身を国民に隠したがると説明しました。